ヘッジファンドのアローポイント、香港オフィス拡大へ=関係筋
ロイター / 2024年9月12日 19時22分
今年アジアで新設された最大級のヘッジファンドの1つ、アローポイント・インベストメント・パートナーズが香港のオフィスを拡大する。香港の高層ビル街、2023年撮影。(2024年 ロイター/Tyrone Siu)
Summer Zhen
[香港 12日 ロイター] - 今年アジアで新設された最大級のヘッジファンドの1つ、アローポイント・インベストメント・パートナーズが香港のオフィスを拡大する。関係筋が明らかにした。
同ファンドはミレニアム・マネジメントのアジア共同最高経営責任者(CEO)だったジョナサン・シオン氏が設立。7月に取引を開始し、急ピッチで事業を拡大している。投資家にはブラックストーンやカナダ年金制度投資委員会(CPPIB)が含まれる。
関係筋によると、香港のワンチャイにある新しいオフィスビル「シックス・パシフィック・プレイス」の22階全体(743平方メートル)をリースした。来年第1・四半期に移る予定という。
本社はシンガポール。関係筋によると、来年第1・四半期には従業員数を2倍以上の約100人に増やし、約60%をシンガポール、残りを香港に配置する予定。トレーディング・チームは20以上になる見通しという。
香港では近年、地政学的な緊張や資本市場の低迷を背景にオフィスを閉鎖・縮小する外資系企業が目立つが、シタデルやノースロックといった世界的なヘッジファンドはそうした流れに逆行。業界関係者によると、低税率や豊富な人材が魅力になっているという。
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