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ヘッジファンド、米大統領選後に銀行株買い=ゴールドマン・サックス

ロイター / 2024年11月12日 9時4分

 ゴールドマン・サックスのリポートによると、世界のヘッジファンドは先週、米大統領選のトランプ氏勝利を受けて、銀行株を3年ぶりのハイペースで買った一方、再生可能エネルギー電力供給会社の株は弱気ポジションを増やした。写真は同社のロゴ。2021年11月、ニューヨーク証券取引所で撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)

Nell Mackenzie

[ロンドン 11日 ロイター] - ゴールドマン・サックスのリポートによると、世界のヘッジファンドは先週、米大統領選のトランプ氏勝利を受けて、銀行株を3年ぶりのハイペースで買った一方、再生可能エネルギー電力供給会社の株は弱気ポジションを増やした。

8日付のプライムブローカー部門のリポートによると、ヘッジファンドは銀行や取引業者など金融株を最も買い越した。どの地域の銀行が最も人気だったかは明記されていないが、同日付の2本目のリポートには、米国の銀行が恩恵を受けるだろうとの見方が記された。

金融株は、トランプ次期政権の規制緩和や税制改革が押し上げ要因になる見込みとした。

2本目のリポートは米金融株のポジションがさらに積み上がる余地を指摘し、歴史的にみると依然として低い水準にあると分析した。

米銀行株はトランプ氏当選のニュースを受けて11月6日に一時11.1%上昇した。

ヘッジファンドは一方、独立系電力や再生可能エネルギー電力の供給会社のショートポジションをロングポジションの2倍に増やした。

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