イラン、次期米政権に対応 「忍耐」必要=ペゼシュキアン大統領
ロイター / 2024年11月13日 0時39分
イランのペゼシュキアン大統領(写真)は、トランプ次期政権が発足する米国に対し、イランは地域的、国際的な舞台で対応していく必要があるとの考えを示し、米国との関係を自ら管理するのが望ましいと述べた。10月撮影(2024年 ロイター/Alexander Zemlianichenko/Pool via REUTERS)
[ドバイ 12日 ロイター] - イランのペゼシュキアン大統領は、トランプ次期政権が発足する米国に対し、イランは地域的、国際的な舞台で対応していく必要があるとの考えを示し、米国との関係を自ら管理するのが望ましいと述べた。国営メディアが12日、報じた。
ペゼシュキアン大統領は「好むと好まざるとにかかわらず、地域的、国際的な舞台で米国と付き合わざるを得ない。このため、米国との関係を自ら管理するのが望ましい」と言及。「友好国には寛大に接し、敵対国には忍耐を持って対応しなければならない」と述べた。
ペゼシュキアン氏は比較的穏健派として知られる。
これに先立ちイラン政府のモハジェラニ報道官は、トランプ次期米政権とイランの直接対話はあるかとの質問に対し、イランは自らの国益を追求するとした上で、対話を行うかは最高指導者ハメネイ師と最高国家安全保障会議が決定すると述べた。
その上で「イランに『最大圧力』をかけるというトランプ氏の政策は失敗した。トランプ氏に過去の政策の失敗を考慮するよう呼びかける」と語った。
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