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中国、個人年金制度を15日から全国に拡大 高齢化に対応

ロイター / 2024年12月12日 15時9分

 12月12日、中国は急速に高齢化する人口を支えるため、一部都市で試験運用してきた個人年金制度を今月15日から全国に拡大すると発表した。上海の鉄道駅で9月撮影(2024年 ロイター/Tingshu Wang)

[北京 12日 ロイター] - 中国は12日、急速に高齢化する人口を支えるため、一部都市で試験運用してきた個人年金制度を今月15日から全国に拡大すると発表した。

人事社会保障省など5機関の共同通達によると、公的年金の対象者は個人年金口座を開設し、年間1万2000元(1652ドル)を上限に金融商品に投資することが可能になる。

対象の年金商品の種類を拡大し、国債、指定年金預金、インデックスファンドを含めるとした。

同制度は2022年11月に36都市・地域で試験運用を開始した。国営の新華社は今年6月、この試験プログラムで6000万以上の口座が開設されたと報じていた。

個人年金は中国の年金制度の第3の柱を構成し、公的年金と企業年金を補完する。ただ、専門家は公的年金の財政が既に逼迫しているほか、企業・個人年金はいずれも未発達だとしている。

中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会は9月、労働人口減少による財政圧迫を緩和するため、法定退職年齢の引き上げに向けた草案を承認した。

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