ロシアとインド、過去最大の原油供給契約 年130億ドル規模
ロイター / 2024年12月12日 18時27分
12月12日、 複数の関係筋によると、ロシアの国営石油会社ロスネフチはインドの民間製油会社リライアンスに日量50万バレル近い原油を供給することに合意した。写真はロシア・ネフトゴルスクのロスネフチ施設で2023年9月撮影(2024年 ロイター/Alexander Manzyuk)
Nidhi Verma
[ニューデリー/モスクワ 12日 ロイター] - 複数の関係筋によると、ロシアの国営石油会社ロスネフチはインドの民間製油会社リライアンスに日量50万バレル近い原油を供給することに合意した。
両国間で過去最大のエネルギー契約となる。
契約期間は10年で、世界供給の0.5%に相当する。契約額は現在の価格で年間約130億ドル規模。価格と供給量は毎年見直す。1月から供給を開始する。
ウクライナ侵攻で西側諸国の制裁を受けているロシアがエネルギー分野でインドとの関係を一段と強化することになる。
ロシアのプーチン大統領はインド訪問を予定している。
インドではロシア産原油に制裁を科しておらず、製油会社が安価なロシア産原油を利用できる。インドのエネルギー市場は急成長しており、産油国の間で競争が激化している。
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