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米11月PPI、前年比3.0%上昇に加速 サービス価格は伸び鈍化

ロイター / 2024年12月13日 0時52分

米労働省が12日発表した11月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年比3.0%上昇した。写真は2019年3月、米ニューヨークで撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[ワシントン 12日 ロイター] - 米労働省が12日発表した11月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年比3.0%上昇した。伸びは前月の2.6%から加速。市場予想の2.6%も上回った。

前日発表の11月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.7%上昇。伸びは10月の2.6%から加速した。

11月のPPIは前月比0.4%上昇。エコノミスト予想は0.2%上昇だった。10月は0.3%上昇と、従来の0.2%上昇から上方改定された。

主に食品価格の急騰で押し上げられたが、サービス価格の上昇が緩和したことから、ディスインフレ傾向は続いているとの見方も出ている。

食品とエネルギー、貿易サービス部門を除く狭義のコア指数は前年比3.5%上昇と、伸びは10月と同じだった。前月比では0.1%上昇。10月は0.3%上昇していた。

モノの価格は0.7%上昇。伸びは10月の0.1%から加速した。食品は3.1%、エネルギー商品は0.2%それぞれ上昇した。

食品とエネルギーを除くモノの価格は0.2%上昇。5カ月連続でこの幅での上昇となった。

サービス価格は0.2%上昇と、伸びは10月の0.3%から鈍化した。ポートフォリオ管理費が0.6%下落したほか、航空運賃が2.1%下落。宿泊費も下落した。

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