いすゞ、米国に新生産拠点 商用車の電動化にらみ約430億円投資

　２月１２日、いすゞ自動車は、米国サウスカロライナ州に新たな生産拠点を立ち上げると発表した。写真は同社のロゴ。スイスのジュネーブで２０１７年３月撮影（２０２５　ロイター／Arnd Wiegmann）

Hitoshi Ishida

［東京　１２日　ロイター］ - いすゞ自動車は１２日、米国サウスカロライナ州に新たな生産拠点を立ち上げると発表した。総投資額は約２．８億ドル（約４３０億円）で、北米での商用車の電動化を見据え、車両供給体制を強化する。

新工場には、内燃機関車の需要にも対応できる変種変量生産方式を導入する。稼働開始は２０２７年中となる計画で、従業員は７００人以上、２０３０年時点の年間生産能力は約５万台を予定している。

７日（米国時間）に行われた日米首脳会談で、石破茂首相が日本の対米投資を１兆ドルに引き上げると表明する中で、いすゞの投資計画に言及していた。

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