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パナマ運河、1月通航量は約1年ぶり前月比減少 空き枠埋まらず

ロイター / 2025年2月12日 12時37分

 2月11日、パナマ運河の1月の通航量が1日平均32.6隻、全体で1011隻に減少したことが、公表されたパナマ運河庁の通知で分かった。写真はパナマ運河。パナマのコロンで1日撮影(2025 ロイター/Enea Lebrun)

Marianna Parraga

[11日 ロイター] - パナマ運河の1月の通航量が1日平均32.6隻、全体で1011隻に減少したことが、11日に公表されたパナマ運河庁の通知で分かった。前月比の減少は約1年ぶり。

パナマ運河は2023年末から24年初めの深刻な干ばつを受けて通航制限を導入していたが、解除後は24年の通過数が堅調に増加し、12月には1059隻に達していた。

しかし、通航料引き上げで一部荷主がアジアへの長距離航路を選択するなど、需要回復が9月以降提供されていた1日当たり36隻の通航枠を埋めるには至らなかったという。

昨年2月の通過船舶総数は1月の702隻から662隻に減少。その後年末にかけて約60%増加した。

ルビオ米国務長官は今月にパナマ市を訪れて高官らと会談し、通航料や運河周辺で事業を運営する中国企業について協議した。一部の米政治家や政府関係者は、中国企業が運河運営の安全上のリスクになっていると指摘している。

9月までの会計年度は、干ばつの影響で通航料収入が5%減の31億8000万ドルとなった。

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