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欧州のクリーンエネルギー移行、減速しても停止せず=フォータムCEO

ロイター / 2025年2月12日 14時18分

 2月11日、フィンランドの電力大手フォータムのマーカス・ラウラモ最高経営責任者(写真)は、トランプ米政権が温室効果ガス排出削減の取り組みを放棄したことで、欧州のクリーンエネルギー移行は減速するかもしれないが継続するとの見方を示した。 2022年撮影(2025年 Lehtikuva提供/Jussi Nukari)

Anne Kauranen

[ヘルシンキ 11日 ロイター] - フィンランドの電力大手フォータムのマーカス・ラウラモ最高経営責任者(CEO)は11日、トランプ米政権が温室効果ガス排出削減の取り組みを放棄したことで、欧州のクリーンエネルギー移行は減速するかもしれないが継続するとの見方を示した。

ラウラモ氏は、クリーン燃料、鉄鋼、アルミニウム、水素などの電力顧客が温室効果ガス排出削減技術への取り組みを撤回する兆しはみられないと述べた。

同氏はロイターに対し「これらの企業は全て、顧客に自社の製品と消費はクリーンだと約束しているからこそ、クリーンな電力を求めている。手を引く大きな兆候はまったく見られない」と強調した。

フォータムの主要市場である北欧諸国では、既に大半の発電が化石燃料を電源としていない。

同社がこの日発表した第4・四半期決算は、営業利益(比較可能ベース)が2億5700万ユーロ(2億6480万ドル)となり、同社提供のアナリスト予想平均の2億8000万ユーロを下回った。水力と原子量発電の販売量が減少し、価格も下がったことが理由。

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