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金利引き下げるべき、低金利は関税と「連動」=トランプ大統領

ロイター / 2025年2月13日 0時10分

トランプ米大統領は12日、金利を引き下げる必要があり、それが今後導入される関税と「連動」するとの見方を示した。11日撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

[12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、金利を引き下げる必要があり、それが今後導入される関税と「連動」するとの見方を示した。自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で明らかにした。エコノミストらは、関税はインフレを加速させ、利下げを先送りさせるとみている。

1月の消費者物価指数(CPI)は前年比3.0%上昇、前月比0.5%上昇。共に予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の利下げを急がない姿勢が裏付けられた。

ロイターの調査からも、FRBは次四半期まで追加利下げを行わないとの見方が示される。関税は米国のインフレを加速させ、金利引き下げの延期につながる公算が大きい。

11日にはパウエルFRB議長が上院銀行委員会で証言し、利下げを急ぐ必要はないと再表明した。経済は「総じて堅調」で失業率は低く、インフレはFRBの目標である2%を依然上回っていると述べた。

エコノミストらは、トランプ大統領の再選以降、関税をはじめとする同氏の政策が物価上昇圧力を再燃させる可能性があるとの懸念から、インフレ予想を引き上げている。

これに先立つ10日、トランプ大統領は鉄鋼とアルミニウムに対する関税を大幅に引き上げ、一律25%とし、主要供給国のカナダ、メキシコ、ブラジルなどへの適用除外措置と無関税枠を撤回した。

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