OPEC、26年までの世界石油需要見通し据え置き
ロイター / 2025年2月13日 3時47分
[ロンドン 12日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は12日に公表した月報で、2025、26年の世界の石油需要見通しをいずれも前月公表から据え置いた。トランプ米政権による関税措置に伴う需要への影響については「まだ明らかになっておらず、現時点では現在の基調的な成長見通しに著しい影響を与えるとは予想されていない」と説明した。
25年の世界の石油需要見通しは前年比日量145万バレル増、26年は日量143万バレル増とした。25年の経済成長見通しに関しても、従来予想を据え置いた。トランプ米政権の貿易政策の影響で、原油需給の不均衡を生み出す可能性があるとも指摘した。
月報の発表後、北海ブレント先物は1バレル=76ドル近辺で推移した。
一方、国際エネルギー機関(IEA)は25年の世界石油需要が日量105万バレル伸びるとの見通しを示している。
OPEC加盟国にロシアなどを加えたOPECプラスは、原油価格を下支えするため、22年後半から一連の減産措置を実施してきた。このうち、サウジアラビアなどの有志国が実施している自主減産に関しては、25年4月から減産幅を段階的に縮小して供給を拡大する予定となっている。
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