米ウーバー、カリフォルニア州で事業閉鎖も 運転手区分巡り

　１２日、米配車大手ウーバー・テクノロジーズ<UBER.N>は裁判所に提出した資料で、カリフォルニア州での配車サービス事業を閉鎖せざるを得なくなるかもしれないとの見方を示した。写真はウーバーのロゴ。２０１９年１２月撮影（２０２０年　ロイター/Luisa Gonzalez）

［１２日　ロイター］ - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズ は１１日に裁判所に提出した資料で、カリフォルニア州での配車サービス事業を閉鎖せざるを得なくなるかもしれないとの見方を示した。

カリフォルニア州の裁判官は１０日、同社とリフト に対し、ドライバーを従業員ではなく独立業者として区分することを阻止する仮差し止め命令を出した。

ＣＮＢＣによると、ウーバーのコスロシャヒ最高経営責任者（ＣＥＯ）は「裁判所が再考しない場合、カリフォルニア州において、当社の事業モデルを迅速にフルタイム雇用に切り替えるのは難しいだろう」と述べた。