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前線「過去3カ月よりずっと良い」、ロの進軍停止=ゼレンスキー氏

ロイター / 2024年3月12日 9時51分

3月11日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、同国に侵攻を続けるロシアとの戦闘について前線の状況が「過去3カ月に比べてずっと良くなっている」と述べ、先月の東部アブデーフカ掌握後はロシア軍の進軍が止まっていると指摘した。写真はイスタンブールで8日、トルコのエルドアン大統領と会見に臨むゼレンスキー氏(2024年 ロイター/Umit Bektas)

[11日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、同国に侵攻を続けるロシアとの戦闘について前線の状況が「過去3カ月に比べてずっと良くなっている」と述べ、先月の東部アブデーフカ掌握後はロシア軍の進軍が止まっていると指摘した。

同氏はフランスのBFMテレビとのインタビューで、武器が不足しているが戦略的配置が改善したと語った。ただ、新たな兵器の供給がなければ状況は再び変化するとの認識を示した。

「砲弾の不足や航空封鎖、ロシアの長距離兵器と激しい無人機攻撃で厳しい状況だった」とした上で、ロシア機に「非常に効率的に対抗」し、東部の状況を立て直してロシア軍の進軍を食い止めたと説明した。

ゼレンスキー氏によると、ウクライナ軍は多数のロシア軍機を撃墜し、黒海で「強力に行動し続けている」という。また、1000キロ超の距離に3列の要塞を構築したと語った。

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