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日経平均は小反発、ハイテク株上昇 買い一巡後は小動き

ロイター / 2024年4月12日 15時25分

 4月12日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比80円92銭高の3万9523円55銭と、小幅に反発して取引を終えた。写真は2月、都内で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

Hiroko Hamada

[東京 12日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比80円92銭高の3万9523円55銭と、小幅に反発して取引を終えた。前日の米ハイテク株高を好感して半導体関連銘柄などが買われ、指数を支えた。一方、買い一巡後は週末を控えて持ち高調整の売りもみられ、小幅高の水準でのもみ合いとなった。

日経平均は前営業日比279円高と堅調にスタートした後、上げ幅を拡大し、前場序盤に332円高の3万9774円82銭まで値上がりした。ただ、その後は前日に決算を発表したファーストリテがマイナス圏で不安定な値動きとなり、日経平均は15円高まで上げ幅を縮める場面もあった。後場に入ってからはやや上げ幅を縮小し一進一退の展開となり、手掛けにくさも意識された。

3月の米卸売物価指数(PPI)の伸び鈍化を受けて米市場でハイテク株高となった流れで半導体関連株が買われたほか、不動産株が大幅高となった。

足元の日経平均は3万9000円台で横ばい圏での推移となっている。米インフレ指標の公表など重要イベントを通過して、「日経平均が買い上がっていく強い材料は見当たらず、しばらく様子見となりそうだ」(いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏)との声が聞かれる。

一方、「投資部門別売買状況では海外勢が現物株を買っている様子が伺え、地合いが悪いわけではなさそうだ」(外資証券・アナリスト)といい、下値は堅いとの見方も出ている。

TOPIXは0.46%高の2759.64ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.46%高の1420.47ポイントで取引を終えた。東証プライム市場の売買代金は4兆5786億9400万円だった。東証33業種では、不動産、その他金融、ガラス・土石製品など26業種が値上がり。石油・石炭製品、小売、電気・ガスなど7業種は値下がりした。

個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが4%超安と軟調。一方、東京エレクトロン、レーザーテックは堅調。ソフトバンクグループは小幅高だった。

三井不動産、三菱地所、住友不動産など不動産株が大幅上昇した。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.68%安の687.37ポイントと続落した。

プライム市場の騰落数は、値上がり931銘柄(56%)に対し、値下がりが664銘柄(40%)、変わらずが57銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 39523.55 +80.92 39722.02 39,457.73─

39,774.82

TOPIX 2759.64 +12.68 2762.00 2,750.99─2

,768.33

プライム市場指数 1420.47 +6.56 1420.43 1,416.20─1

,424.85

スタンダード市場指数 1267.70 -1.23 1272.46 1,266.98─1

,273.37

グロース市場指数 875.40 -3.90 881.81 875.40─885

.84

グロース250指数 687.37 -4.73 694.30 687.37─696

.90

東証出来高(万株) 163518 東証売買代金(億円 45786.94

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