米アマゾン、仏物流倉庫閉鎖を18日まで継続方針

５月１３日、米アマゾンは、フランス裁判所の命令を受けて４月１６日から閉鎖している同国内の物流倉庫６カ所について、閉鎖を今月１８日まで継続する。仏ロ―ウィンプランクのアマゾン物流施設で４月撮影（２０２０年　ロイター/Pascal Rossignol）

［パリ　１３日　ロイター］ - 米アマゾン は、フランス裁判所の命令を受けて４月１６日から閉鎖している同国内の物流倉庫６カ所について、閉鎖を今月１８日まで継続する。 同社は１３日、これについて従業員代表との協議を進めているほか、協議に独立した専門家を含めるよう求める従業員代表からの要請を検討していると発表した。

仏裁判所はアマゾンに対し、新型コロナウイルス流行期間中に配送を制限するよう命じていた。

同社は発表文で「われわれのフルフィルメントセンター（物流拠点）は安全だ。しかし、ベルサイユ控訴裁が説明したペナルティーの可能性は、判決に盛り込まれていない商品の処理・配送率がたとえ０．１％だとしても１週間当たりの罰金額が１０億ユーロ超になる可能性があることを意味している」とし、「残念ながら、これではフランスのフルフィルメントセンターの一時閉鎖を継続するほかない」と付け加えた。