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米大統領、コロナワクチン開発加速計画にグラクソ元幹部など起用へ

ロイター / 2020年5月14日 8時53分

 トランプ米大統領は、新型コロナウイルスのワクチン開発を加速する「ワープ・スピード作戦」の主要ポストに英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の元幹部と米陸軍大将を起用する見通し。トランプ政権の当局者が5月13日、明らかにした。5月11日、ホワイトハウスで撮影(2020年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は、新型コロナウイルスのワクチン開発を加速する「ワープ・スピード作戦」の主要ポストに英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の元幹部と米陸軍大将を起用する見通し。トランプ政権の当局者が13日、明らかにした。

GSKのワクチン部門の元責任者、モンセフ・スラウイ氏は同作戦の首席顧問、ギュスターブ・ペルナ陸軍大将は最高執行責任者(COO)に任命する見通し。トランプ氏はこれまで、自らが同作戦の最高責任者になると表明している。

ホワイトハウスは2020年末までに接種3億回分のワクチンを用意するという目標を掲げている。複数のワクチン開発が進められているが、新型コロナ感染症のワクチンとして承認されたものはまだない。

GSKのワクチン部門はスラウイ氏が約3年前に退社した時点でエボラ熱ワクチンを含む15種類の商品を開発していた。同氏はその後、バイオテクノロジー・ベンチャーキャピタル会社「Medicxi」に転籍した。

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