ソフトバンクＧ、最大4.2兆円でアーム全株式売却 エヌビディアに

　９月１４日、ソフトバンクグループ（ＳＢＧ）は１４日、傘下の英半導体設計企業アーム・ホールディングスの全株式を半導体大手エヌビディアに売却することで最終合意したと発表した。写真は２０１７年７月、都内で撮影（２０２０年　ロイター/Issei Kato）

［東京　１４日　ロイター］ - ソフトバンクグループ（ＳＢＧ）<9984.T>は１４日、傘下の英半導体設計企業アーム・ホールディングスの全株式を半導体大手エヌビディア に売却することで最終合意したと発表した。

取引価値は最大で４００米ドル（約４．２兆円）。うち、契約時にアームに対２０億ドルが現金で支払われ、完了時にＳＢＧ側とソフトバンク・ビジョン・ファンドに対して１００億ドルが現金で、２１５億ドルがエヌビディアの普通株式で支払われる。また、アーンアウトとして最大５０億ドルが、アームの業績が一定の財務指標を達成することを条件として現金化エヌビディアの株式でＳＢＧ側とビジョン・ファンドに支払われる。