イオン、3―11月期の営業利益は33%減益 GMSは改善傾向へ
ロイター / 2021年1月13日 18時33分
[東京 13日 ロイター] - イオンは13日、2020年3―11月期の営業利益は前年同期比33.9%減の681億円だったと発表した。スーパーマーケットやヘルス&ウエルネスに加え、直近3カ月(9―11月期)は総合金融や総合スーパー(GMS)も増益に転じた。
売上高に相当する3―11月期の連結営業収益は、前年同期比0.1%増の6兆3925億円だった。これは、同時期では過去最高となる。
GMSは9カ月累計で営業赤字が続いているものの、その幅は縮小した。売上総利益率の改善や経費削減が奏功した。また、非接触型のレジや買い物かごの除菌装置の導入などで、コロナ禍での買い物への安心感につなげている。総合金融事業は、前年度に大型キャンペーンを行ったことの反動で販売促進費が減少した。
日常の買い物の場であるスーパーマーケットや衛生用品を扱うヘルス&ウエルネスはコロナ禍でも堅調で、9カ月累計でも増益となっている。
2021年2月期の業績予想は据え置いた。同社は、昨年12月に営業利益予想を1200億円─1500億円(前年比44.3%減─30.4%減)に上方修正していた。6─7月ごろから個人消費や景気が持ち直し、業績が当初想定より前倒しで回復しているとしていた。リフィニティブがまとめたアナリストによる営業利益予想の平均は1414億円。
足元の緊急事態宣言の再発令は織り込んでいないものの、昨年12月の業績予想修正の際に、新型コロナウイルスの感染再拡大はある程度織り込んでいるとしている。
(清水律子 平田紀之)
この記事に関連するニュース
-
上場来高値更新中の「サンリオ」、冴えない「オリエンタルランド」明暗を分けたのは猛暑の影響?
MONEYPLUS / 2024年9月12日 7時30分
-
日本マクドナルドHD、24年度上期大幅営業増益の理由とは
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年9月11日 20時55分
-
HPE、2024年度第3四半期の業績を発表
PR TIMES / 2024年9月11日 14時15分
-
いよいよ9月、株主優待人気銘柄15選!
トウシル / 2024年8月28日 7時30分
-
米小売り大手の決算、大型セールや値下げが販売拡大に寄与、消費者にインフレ疲れの兆候(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年8月23日 13時0分
ランキング
-
1「コンビニは高い」払拭目指すセブン-イレブン 松竹梅の“梅”重点強化
食品新聞 / 2024年9月20日 9時57分
-
2漁業関係者、「ぬか喜びにならなければ」=歓迎も中国側の手のひら返し警戒
時事通信 / 2024年9月20日 20時55分
-
3ほっかほっか亭「コラボ依頼して賛否」への違和感 日清食品「10分どん兵衛」の成功例に倣えるか
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 15時20分
-
4ミニストップ、外国籍の利用客に“不適切な張り紙” 「問題を重く受け止め」謝罪
ORICON NEWS / 2024年9月20日 15時53分
-
5“推しスーパー”投票 総合1位は「ヤオコー」 魚部門、品揃え部門、サービス部門も決定 それぞれの特色も【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月20日 22時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください