米次期政権アジア政策担当にキャンベル氏、オバマ前政権高官
ロイター / 2021年1月14日 3時22分
バイデン次期米大統領は、国家安全保障会議(NSC)でアジア政策を担当する高官ポストに、オバマ前政権で東アジア・太平洋担当国務次官補を務めたカート・キャンベル氏を起用する。北京で2019年3月撮影(2021年 ロイター/THOMAS PETER)
[ワシントン 13日 ロイター] - バイデン次期米大統領は、国家安全保障会議(NSC)でアジア政策を担当する高官ポストに、オバマ前政権で東アジア・太平洋担当国務次官補を務めたカート・キャンベル氏(63)を起用する。バイデン氏の政権移行チームが13日発表した。
政権移行チームの報道官によると、キャンベル氏はインド・太平洋問題の調整役を務める。同氏は米大統領選でバイデン陣営のアドバイザーを務めた。
キャンベル氏は2016年の著書「The Pivot アメリカのアジア・シフト」で、中国の台頭に直面する中、米国は日本や韓国などの同盟国との関係を強化すると同時にインドやインドネシアなどとの関係を構築すべきと提言したことで知られる。
同氏はまた、トランプ大統領の対中強硬路線の一部や北朝鮮への対応に支持を表明し、環太平洋経済連携協定(TPP)への支持を後に撤回している。
キャンベル氏は前月、アジアにおける米軍のプレゼンスと中国の台頭に対抗する能力が、米国のアジア政策の鍵を握るとの認識を示していた。
この記事に関連するニュース
-
<米中首脳が電話会談>対話メカニズム再構築で一致=環境・コロナでは協力―人権・香港は平行線
Record China / 2021年2月11日 18時30分
-
バイデン米大統領、対中政策転換急がず 緊張継続の見通し
ロイター / 2021年2月10日 1時23分
-
クーデターのミャンマー、親中路線に?「米バイデン政権の対外政策で最初の試験台」と韓国紙
Record China / 2021年2月5日 21時20分
-
米財務省、租税担当幹部人事を発表 国際的な課税議論に参加へ
ロイター / 2021年2月4日 17時34分
-
焦点:ミャンマーのクーデター、米政権は制裁へ複数の選択肢
ロイター / 2021年2月2日 17時48分
ランキング
-
1文大統領の対日融和構想「空論」 演説に韓国主要紙
共同通信 / 2021年3月2日 10時48分
-
2韓国が“債務地獄”に 文政権の失政で休職者倍増、不動産は高騰で家計負債は過去最大 日本の銀行も金貸さず
夕刊フジ / 2021年3月2日 17時16分
-
3文大統領「過去離れ」促す異例発言 嫌韓の高まりを認識か
産経ニュース / 2021年3月1日 21時49分
-
4米国の韓国人団体が「三菱ボイコット」を世界に呼び掛け、韓国内からも賛同の声が殺到
Record China / 2021年3月2日 10時20分
-
5中国が台湾からパイナップル輸入停止、「不当な圧力」で日本の出番か 石平氏「甘くておいしい、日本人の認知広まれば」 門田氏「東日本大震災、台湾の支援を忘れるな」
夕刊フジ / 2021年3月2日 17時16分