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ドル上昇、米追加刺激策や景気回復への期待で=NY市場

ロイター / 2021年1月14日 7時25分

 1月13日、ニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、約3週間ぶり安値から回復した。写真は米ドル紙幣。2011年2月撮影(2021年 ロイターS/Lee Jae-Won)

[ニューヨーク 13日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、約3週間ぶり安値から回復した。次期米政権による追加刺激策実施や新型コロナウイルス禍からの景気回復への期待が追い風となった。

終盤の取引で、ドル指数は0.37%高の90.359。

ドルは前日下落したものの、このところ米債利回りの上昇を手掛かりに上昇していた。米10年債利回りはこの日、1.071%と、前日付けた約10カ月ぶり高水準の1.187%から低下。しかし、ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニアマーケットアナリスト、ジョー・マニンボ氏は、なお1%台で推移する10年債利回りはドルへの下支えになると指摘した。

朝方発表された昨年12月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.4%上昇し、市場予想と一致。ガソリン価格の大幅な値上がりが物価全体を押し上げ、伸びは前月の0.2%から拡大した。

アクション・エコノミクスのチーフエコノミスト、マイケル・イングルンド氏は「底堅いCPI総合指数は主にエネルギー価格の上昇によるものだ。しかし、コア指数の小幅な上昇は、インフレが近く大幅に上昇するリスクがほぼないことを示唆している」と述べた。

ポンドは対ユーロで続伸し、7週間ぶり高値を更新。前日はイングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁がマイナス金利政策は成長押し上げに直接つながる措置ではないとの考えを示したことが材料視されていた。

英国で新型コロナワクチンの接種ペースが加速するとの見方もポンドへの支援材料となった。

ドル/円 NY終値 103.85/103.88

始値 103.96

高値 103.98

安値 103.76

ユーロ/ドル NY終値 1.2157/1.2158

始値 1.2162

高値 1.2180

安値 1.2141

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