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FF金利先物やユーロドル先物で利上げ確率上昇、6月米CPI受け

ロイター / 2021年7月14日 2時48分

7月13日、6月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)の伸びが市場予想を上回ったことを受け、今後数年間の米短期金利の期待を示すフェデラル・ファンド(FF)金利先物市場やユーロドル先物市場では、米連邦準備理事会(FRB)が2022年12月から23年第1・四半期初めにかけて利上げを実施するとの見方が強まった。写真は2014年11月撮影(2021年 ロイター/Marcelo Del Pozo)

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 6月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)の伸びが市場予想を上回ったことを受け、今後数年間の米短期金利の期待を示すフェデラル・ファンド(FF)金利先物市場やユーロドル先物市場では、米連邦準備理事会(FRB)が2022年12月から23年第1・四半期初めにかけて利上げを実施するとの見方が強まった。

FF金利先物市場では、FRBが22年12月までに利上げする確率が約90%となったほか、23年1月の利上げを完全に織り込んだ。

23年に少なくとも2回の利上げを見込んだ6月15─16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後は、FF金利先物市場が織り込む23年1月までの利上げ確率は90%だった。同FOMC前には23年4月までの利上げを完全に織り込んでいた。

より流動性が高いユーロドル先物市場では、FRBが22年12月に0.25%ポイントの利上げを行う確率が90%となり、23年3月までの利上げを完全に織り込んだ。5月時点では22年12月までの利上げ確率が80%、23年4月頃の利上げを完全に織り込んでいた。

ケイス・キャピタル・アドバイザーズのマネジングパートナー、ケン・ポルカリ氏は「FRB当局者などがインフレ率を一過性のものとして片付けようとするのは難しいだろう」と述べた。

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