極超音速ミサイル、米国防総省が企業に開発費用の低減を呼びかけ
ロイター / 2021年10月13日 11時32分
米国防総省のハイディ・シュー次官(研究・開発・技術担当)は12日、極超音速ミサイルの開発総費用を防衛請負企業が1基何千万ドルもの水準から下げることを望むと表明した。写真は超音速ミサイルの概念図。米レイセオン社提供(2021年 レイセオン提供)
[ワシントン 12日 ロイター] - 米国防総省のハイディ・シュー次官(研究・開発・技術担当)は12日、極超音速ミサイルの開発総費用を防衛請負企業が1基何千万ドルもの水準から下げることを望むと表明した。ワシントンで開かれた合衆国陸軍協会の大会で記者団に語った。
シュー氏は「もっと手頃な値段の極超音速兵器にしていく方法をわれわれは編み出す必要がある」と述べ、費用面の問題に集中できるよう「業界を支援したい」とも語った。諸状況がうまく進めば、国防総省が少なくない数を購入し始めることで「価格のカーブは下がっていく」との期待も示した。
国防総省は極超音速ミサイルの調査研究に2022年度で38億ドルと、前年度の32億ドルより増額した予算を求めている。
同省の極超音速ミサイル開発計画は現在、米ロッキード・マーティンとレイセオン・テクノロジーズが担当。米国が使用している巡航ミサイルは1基500万ドル未満。現在の性能も敵地を深く攻撃することができるが、極超音速ミサイルよりは飛行距離が短く、スピードも大幅に劣るので探知迎撃されやすいとされる。
この記事に関連するニュース
-
日米ミサイル開発、4600億円 極超音速迎撃、30年代半ば
共同通信 / 2024年5月3日 7時20分
-
日米、新型ミサイル共同開発に4600億円
共同通信 / 2024年5月3日 7時8分
-
米、4カ月ぶり本格支援 防空装備「直ちに発送」
共同通信 / 2024年4月25日 7時25分
-
米、ウクライナに1550億円の軍事支援
共同通信 / 2024年4月25日 0時44分
-
ロッキード、次世代の弾道ミサイル迎撃システム開発契約を受注
ロイター / 2024年4月16日 8時2分
ランキング
-
1フィリピン政府 中国大使館員を“国外追放”方針 領有権問題めぐり「悪質な妨害工作」 中国側「うしろめたさ感じている証」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月10日 20時43分
-
2イスラエル、ハマス同意の休戦案を拒否…ラファへの大規模侵攻姿勢を固持
読売新聞 / 2024年5月10日 19時33分
-
3ウクライナ北東部「突破の試み」=ロシア軍が攻撃強化、1キロ侵入
時事通信 / 2024年5月10日 23時31分
-
4韓国政府「持分売却を圧迫と認識され日本政府に遺憾」 LINEヤフー問題を受け
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月10日 17時28分
-
5ミスUSAとティーンUSAが相次いで辞退 主催団体に問題か
AFPBB News / 2024年5月10日 18時56分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください