米、イランに核合意復帰の意向なければあらゆる選択肢検討=特使
ロイター / 2021年10月14日 8時26分
米国のイラン担当特使、ロブ・マリー氏は13日、イランが2015年の核合意に復帰する意向がない場合、米国はイランの核開発プログラムに対応するあらゆる選択肢を検討する用意があると述べた。5月撮影(2021年 ロイター/Lisi Niesner)
[ワシントン/パリ 13日 ロイター] - 米国のイラン担当特使、ロブ・マリー氏は13日、イランが2015年の核合意に復帰する意向がない場合、米国はイランの核開発プログラムに対応するあらゆる選択肢を検討する用意があると述べた。
米国とイスラエルはイランの核兵器開発に反対するという点で一致しているとしたほか、イランの石油輸出を制限する米国の制裁措置を強化すると指摘。数日内にサウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)、カタールを訪問し、核合意再建に向けた取り組みや再建できなかった場合にイランの核開発プログラム抑制に必要な選択肢などを協議するとした。
また、ブリンケン米国務長官は、イスラエルのラピド外相、UAEのアブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン外相とワシントンで会談した後に共同会見を行い、イランの核合意復帰に残された時間は少なくなっていると述べ、イラン政府がもたらす問題に対処するため米国はあらゆる選択肢を検討すると述べた。
核合意立て直しに向けた協議を仲介している欧州連合(EU)のエンリケ・モラ代表は14日にテヘランを訪問する予定。英国、フランス、ドイツのE3と呼ばれるグループの外交官らは、イランが核開発を継続しているという重要な時期でのイラン訪問になると述べた。
あるE3外交官は、イランの核開発状況は悪化しており、今回の訪問はいつも通りのものではなく、核合意が深刻な危機に直面する中での訪問だと説明した。
この記事に関連するニュース
-
ヒズボラの通信機器相次ぎ爆発、9人死亡・2700人超負傷 イスラエルに報復示唆
ロイター / 2024年9月18日 8時38分
-
イランが「宿敵」との核交渉に応じる可能性...ハメネイ師「障壁ない」発言は方向転換のサインか?
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月2日 14時54分
-
米大統領選、気になる日本メディアの米報道の後追い
Japan In-depth / 2024年8月27日 13時55分
-
カタール首相がイラン訪問へ、二国間・地域問題協議=タスニム通信
ロイター / 2024年8月23日 10時31分
-
イランが対日関係「全面強化」 新外相、米国との緊張抑制目指す
共同通信 / 2024年8月22日 7時30分
ランキング
-
1《深セン市で襲撃された10歳男児が死亡》「私の子が何か間違ったことをしたの?」凄惨な犯行現場、亡くなった男の子は「日中ハーフ」と中華系メディアが報道
NEWSポストセブン / 2024年9月19日 18時5分
-
2ダミー会社でポケベル製造 イスラエル、米紙報道
共同通信 / 2024年9月19日 21時1分
-
3インド製弾薬、欧州経由でウクライナへ ロシア抗議でも規制の兆しなし
ロイター / 2024年9月19日 16時24分
-
4レバノンのトランシーバー爆発 “ロゴ報道”の日本企業「偽物も多く流通した、10年前に販売終了の商品の可能性も」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月19日 15時55分
-
5中国・深セン 襲われた日本人学校男児が死亡 現地の日本人社会にも衝撃広がる
日テレNEWS NNN / 2024年9月19日 12時9分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください