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英国、領空監視体制見直しへ 中国偵察気球問題受け

ロイター / 2023年2月13日 22時39分

 英国のウォレス国防相は、中国の偵察気球が今月、米国領空に侵入したことを受け、領空の安全保障を見直すと述べた。ローマで9日撮影(2023年 ロイター/Remo Casilli)

[ロンドン 13日 ロイター] - 英国のウォレス国防相は、中国の偵察気球が今月、米国領空に侵入したことを受け、領空の安全保障を見直すと述べた。

ウォレス氏は12日夜に英紙テレグラフに「英国と同盟国は、このような領空侵犯が安全保障面で意味するところを検討していく。この事態は、国際的脅威の情勢が悪い方向に変化していることを示す新たな兆候だ」と述べた。

テレグラフ紙は、英国空域の監視体制の変更が必要か検討される見込みだとしている。

スナク首相は、政府が「国の安全維持のため」に全力をあげる方針だと述べた。

偵察気球が英国上空で検知されているのを認識しているのかとの記者団の質問に対し、国家安全保障についてのコメントは差し控えた上で、英国にはクイック・リアクション・アラート(QRT)をはじめとする防空任務を実行する体制があると説明した。

中国外務省の汪文斌報道官は、13日の会見で英国の方針について質問され、「この件に関する中国の立場はすでに示している。全ての当事者は事態を客観的に見て、誇張するのはやめるべきだ」と答えた。

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