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新型アップルウオッチに脱炭素モデル、再生エネや海上輸送で実現

ロイター / 2023年9月13日 10時17分

 米アップルは9月12日、腕時計型端末「アップルウオッチ」の新型機で、製造工程の再生可能エネルギー使用や輸送手段の見直しなどで温室効果ガス排出量を実質ゼロに抑えた「カーボンニュートラル」モデルを発表した。写真はアウトドア向け「ウルトラ2」。カリフォルニア州で撮影(2023年 ロイター/Loren Elliott)

Stephen Nellis

[クパチーノ(米カリフォルニア州) 12日 ロイター] - 米アップルは12日、腕時計型端末「アップルウオッチ」の新型機で、製造工程の再生可能エネルギー使用や輸送手段の見直しなどで温室効果ガス排出量を実質ゼロに抑えた「カーボンニュートラル」モデルを発表した。

同社は自社製品について、供給網(サプライチェーン)を含め2030年までにカーボンニュートラルを実現することを目指している。

新型機「シリーズ9」、廉価版「SE」、アウトドア向け「ウルトラ2」の3製品の排出量削減に最も貢献するのは工場の再生エネ利用で、サプライヤーのうち300社が製造工程でクリーンエネルギー導入を確約したという。

また同社幹部らによると、工場から物流拠点への輸送の半分(重量ベース)を船舶や列車など航行便に比べて使用燃料が少ない手段に切り替える。船舶輸送は航空便に比べて排出量を20分の1に抑えられるという。

これらの排出量削減の取り組み後に残る排出分はカーボンクレジットの購入で相殺する。

カーボンニュートラルモデルはパッケージにロゴマークを表示する。価格は通常版と同じ。

*動画を付けて再送します。

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