バイナンスＵＳ、シュローダーＣＥＯ退任 100人超削減へ

　９月１２日、暗号資産（仮想通貨）交換業大手バイナンスの米国法人バイナンス・ドット・ＵＳは、ブライアン・シュローダー最高経営責任者（ＣＥＯ）が退任し、法務顧問のノーマン・リード氏が暫定的に後任に就くと発表した。写真は同社のロゴ。パリで昨年６月撮影（２０２３年　ロイター／Benoit Tessier）

[１２日 ロイター] - 暗号資産（仮想通貨）交換業大手バイナンスの米国法人バイナンス・ドット・ＵＳは、ブライアン・シュローダー最高経営責任者（ＣＥＯ）が退任し、法務顧問のノーマン・リード氏が暫定的に後任に就くと発表した。

１００人超の人員削減も行う。

広報担当者はこれらの措置について、バイナンス・ドット・ＵＳが暗号資産取引所として顧客にサービスを提供し続けることを可能にするものと説明した。

バイナンスは米国で規制当局の厳しい監視の目にさらされている。

米証券取引委員会（ＳＥＣ）は６月、バイナンスが取引量を人為的に膨らませ、顧客の資金を流用したほか、米国の顧客が国外の交換所で取引できるようにしたなどとし、同社とチャンポン・ジャオＣＥＯらを提訴した。