1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

米アマゾン、CO2直接回収技術に投資 25万トンの削減クレジット購入

ロイター / 2023年9月13日 11時38分

 9月12日、米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムは、大気中の二酸化炭素(CO2)を直接取り除く「ダイレクト・エアー・キャプチャー(DAC)」技術に初めて投資すると発表した。写真はアマゾンのロゴ。フランスのボーヴで2019年11月撮影(2023年 ロイター/Pascal Rossignol)

Susanna Twidale Peter Henderson

[12日 ロイター] - 米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムは12日、大気中の二酸化炭素(CO2)を直接取り除く「ダイレクト・エアー・キャプチャー(DAC)」技術に初めて投資すると発表した。今後10年間で25万トンの削減クレジットを購入する。

米ワンポイントファイブ社が開発したテキサス州のDACプラントからクレジットを購入する。同社は、米石油・ガス大手オクシデンタル・ペトロリアム傘下のオクシ・ローカーボン・ベンチャーズの出資先。アマゾンは、2040年までにCO2排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、達成につなげたい考えだ。

アマゾンは投資額などの詳細を明らかにしていない。一方、DAC技術の開発業者などによると、CO2削減クレジットは現在、ドル換算で1トン当たり3桁台半ばから後半という。

多くの科学者は、化石燃料の利用によって今も膨大なCO2が排出されていることから、自然や科学技術を生かして大気中から年間数十億トンのCO2を除去することが、産業革命前からの気温上昇を1.5度に抑える国際枠組み「パリ協定」の目標を達成する唯一の道との見解を示している。

昨年のアマゾンのCO2排出量は、その他の間接排出量である「スコープ3」を含め7127万トンだった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください