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今後とも経済・物価・市場動向を把握し、的確に対応=鈴木財務相

ロイター / 2023年9月13日 13時12分

 9月13日、鈴木俊一財務相(写真)は、今夕予定される新内閣発足後も経済や物価、市場動向を把握することで「的確に対応する」との考えを示した。インドのガンジナガルで7月撮影(2023年 ロイター/Amit Dave)

Takaya Yamaguchi

[東京 13日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は13日、今夕予定される新内閣発足後も経済や物価、市場動向を把握することで「的確に対応する」との考えを示した。昨年9月以降のドル売り/円買い介入については「印象に残っている」と振り返った。臨時閣議後の記者会見で語った。

新内閣発足に先立ち、鈴木財務相は「きのう岸田総理から連絡があり、引き続き財務大臣、そして金融担当大臣を継続するようにという話があった」と述べた。「いろんな情報が飛び交っていたが、実際に誰からも『続投しろ』という話はなかったので、どうなるのかと思っていた。(12日)夕方の(午後)6時くらいに電話があり、引き続きやって欲しい、ということでしたのでお受けした」と経緯を明かした。

今後の課題について問われると「今までより大変難しい課題があると思っている。しっかり頑張らなければいけない」と抱負を語った。

そのうえで鈴木財務相は「今後とも経済や物価、市場の動向を適切に把握するとともに、的確な対応が必要であると考えている」と言及し、適切な国債管理政策を通じて国債の安定消化を図る考えも示した。

一方、足元の長期金利上昇に関しては「経済・財政の状況や海外の市場の動向など様々な要因を背景に、市場において決まるもの。その動向や影響についてコメントすることは控えたい」とした。

具体的な金融政策手法は日銀において決定されるものとの認識も重ねて示し、「日銀には与えられた責務をしっかりと果たして頂くことを期待している」と語った。

会見では、昨年秋の為替介入にも触れ、「昨年9月に24年ぶりとなるドル売り/円買いの為替介入を行い、続く10月にも、単月としては過去最大となる約6兆円のドル売り/円買い介入を行った。これも印象に残っている点」と話した。

近く策定する経済対策の内容や規模については「まさにこれから」と明言を避けた。

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