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日経平均は小幅反落、手掛かり難の中一進一退

ロイター / 2023年9月13日 15時56分

 9月13日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比69円85銭安の3万2706円52銭と、小幅に反落して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

(署名を入れて再送します)

Mayu Sakoda

[東京 13日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比69円85銭安の3万2706円52銭と、小幅に反落して取引を終えた。全体的に手掛かり材料難の中、日経平均は方向感に欠ける値動きが継続、1日を通してプラス圏とマイナス圏を行き来する展開となった。

日経平均は34円安で寄り付いた後、プラス圏に浮上し96円07銭高の3万2872円44銭で高値を付けたが、再びマイナス圏に転落。後場では159円72銭安の3万2616円65銭で安値をつけた。明確な材料がない中、市場では日本時間今夜に公表される米消費者物価指数(CPI)、13─14日の欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、様子見ムードが強まりやすかった。

国内では、岸田文雄首相が第2次岸田再改造内閣の顔ぶれを固めた。松野博一官房長官、鈴木俊一財務相などを留任させた一方、外相に上川陽子・元法相、防衛相に木原稔・元首相補佐官を起用。全19閣僚のうち13ポストを入れ替える大幅な改造となったが、市場では「完全無風」(国内証券ストラテジスト)との声が少なくなかった。

大和証券の末広徹チーフエコノミストは「良くも悪くもサプライズがない。市場に影響を与える財務大臣などのポストは留任のほか、早期の衆院解散もなさそうなので、とりあえず無風」との見方を示した。

TOPIXは0.05%安の2378.64ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.05%安の1224.2ポイント。プライム市場の売買代金は3兆5482億5300万円だった。

東証33業種では、電気機器、建設、精密機器18業種が値下がり、ゴム製品、海運、陸運などの15業種が値上がりした。

個別では、米ハイテク株安の流れを受けて、ソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロンが下落。半面、ファーストリテイリング、KDDIが上昇した。

そのほか個別株では、トヨタ自動車、ホンダが上場来高値を更新した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが708銘柄(38%)、値下がりは1069銘柄(58%)、変わらずは58銘柄(3%)だった。

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