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ロシア、ドナウ川の港湾をドローン攻撃 穀物倉庫などに被害

ロイター / 2023年9月13日 23時25分

ウクライナのクブラコフ復興担当副首相は13日、穀物輸出の代替ルートとなっているウクライナ南部のドナウ川沿いの港が同日早朝にロシア軍のドローン(小型無人機)による大規模な攻撃を受け、港湾インフラに被害が出たと明らかにした。写真は8月16日のロシア軍によるドローン攻撃で被害を受けたウクライナのドナウ川沿いの港湾施設にある穀物貯蔵倉庫(2023年 ロイター/Press Service of the Operational Command South of the Ukrainian Armed Forces/Handout via REUTERS)

[キーウ 13日 ロイター] - ウクライナのクブラコフ復興担当副首相は13日、穀物輸出の代替ルートとなっているウクライナ南部のドナウ川沿いの港が同日早朝にロシア軍のドローン(小型無人機)による大規模な攻撃を受け、港湾インフラに被害が出たと明らかにした。

クブラコフ副首相によると、イズマイル港とレニ港が攻撃を受け、穀物貯蔵倉庫のほか、石油タンクや行政庁舎などが被害を受けた。攻撃は4時間半にわたり続いたという。

ウクライナ空軍は、ロシア軍が今回の攻撃に投入したイラン製ドローン「シャヘド」44機のうち32機を撃墜したと発表した。

ロシアは今回の攻撃について今のところコメントしていない。

ロシアは黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)から7月に離脱して以降、ウクライナ産穀物輸出の主要な代替ルートとなっているドナウ川沿いの港湾施設に攻撃を続けている。

クブラコフ副首相によると、ロシアが黒海イニシアティブから離脱した翌日の7月18日以降、ウクライナ国内の105の港湾施設が被害を受けた。その結果、ウクライナ産穀物のアジア、アフリカ、欧州向けの輸出が月次ベースで約300万トン減少しているという。クブラコフ氏は「ウクライナの港湾施設に対する攻撃は、世界の食料安全保障に対する攻撃でもある」と述べた。

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