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ハンガリー、9月15日以降のウクライナ産穀物輸入禁止を示唆

ロイター / 2023年9月14日 1時57分

ハンガリーのイシュトバーン・ナジ農相は13日、欧州連合(EU)が9月15日に期限を迎えるウクライナ産穀物の輸入制限措置を延長しない場合、ウクライナ産穀物の輸入を禁止することでルーマニア、スロバキア、ブルガリアと合意したと発表した。写真は7月19日、ウクライナのドネツク州の小麦畑で撮影(2023年 ロイター/Alexander Ermochenko)

[ブダペスト 13日 ロイター] - ハンガリーのイシュトバーン・ナジ農相は13日、欧州連合(EU)が9月15日に期限を迎えるウクライナ産穀物の輸入制限措置を延長しない場合、ウクライナ産穀物の輸入を禁止することでルーマニア、スロバキア、ブルガリアと合意したと発表した。

フェイスブックの投稿で、新たな措置は現在の措置よりも幅広いウクライナ産穀物に適用されると指摘。EUが現行の輸入制限措置を延長しなければ、各国が個別の措置を講じることでルーマニア、スロバキア、ブルガリアと合意しているとした。

スロバキアの農相は、欧州委員会が輸入制限措置を延長しない場合、スロバキア政府は臨時国会で現在と同様の措置を採択する用意があると表明。「ポーランドとハンガリーの発表により、両国が一方的な制限措置を実施することがすでに分かっている。この観点からわれわれもそうしなければならない。なぜなら、スロバキアは国内を経由する穀物の輸送量増加に直面することになるほか、この穀物が国内に滞留する可能性もあるからだ」とした。

ルーマニアの農務省は欧州委が見解を発表した後に判断すると言及。声明で「確かなことは、輸入制限措置が延長されないのであれば、ルーマニアの農家を保護するための解決策があるということだ」とした。

一方、ブルガリアのデンコフ首相は国営通信社に対し、ウクライナ産穀物の輸入制限措置の解除は基本的な食料品の価格下落につながり、「インフレが抑制され、低所得者層が恩恵を受け、輸出入からの歳入もも増加する」と述べた。ブルガリアの議会委員会は12日、ブルガリアが9月15日以降にウクライナ産穀物の輸入制限措置の解除を決定する草案を採択。最終決定は議会本会議で行われる。

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