北朝鮮、米空母の韓国寄港を非難 核攻撃迫れば「必要な行動」
ロイター / 2023年10月13日 9時46分
10月13日、 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、米原子力空母ロナルド・レーガン(写真)の韓国寄港を軍事的挑発と非難した。カナダ・ビクトリアから2010年6月撮影(2023年 ロイター/Andy Clark)
Hyonhee Shin
[ソウル 13日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は13日、米原子力空母ロナルド・レーガンの韓国寄港を軍事的挑発と非難した。
同空母を中心とする打撃群は12日、合同訓練のため5日間の予定で韓国の釜山港に寄港した。
KCNAはこれについて、北朝鮮に対する米国の核攻撃計画が「最も深刻な段階」に達していることを示すと主張。「情勢を取り返しのつかない破滅的な状況に追い込むあからさまな軍事的挑発だ」と非難した。
核攻撃が迫れば、北朝鮮は核政策に明記した「必要な行動」を取るとし「核戦争を引き起こそうとする米国とその手先による狂気の動きを徹底的に抑止し、撃退する」と述べた。
また、最も強力で迅速な先制攻撃は、米国の拡大抑止手段と朝鮮半島と周辺の「悪の拠点」に与えるとした。
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