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高島屋、通期営業益は過去最高へ 前期から8円増配

ロイター / 2023年10月13日 16時44分

 10月13日 高島屋は13日、2024年2月期の連結営業利益を375億円から440億円(前年比35%増)に上方修正した。写真は2017年7月、都内で撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

Ritsuko Shimizu

[東京 13日 ロイター] - 高島屋は13日、2024年2月期の連結営業利益を375億円から440億円(前年比35%増)に上方修正した。新型コロナ感染症の「5類」への移行後の堅調な消費環境に加え、インバウンドも増加。販管費の削減も寄与し、最高益を更新する。

年間配当は前回予想から6円引き上げ34円(前期は26円)とした。

IBESがまとめたアナリスト4人のコンセンサス予想平均値は410億円だった。

会社側では、下期も国内の堅調な消費環境は継続するとみている。インバウンド売上高は伸長するものの、中国の団体旅行効果は見込んでいない。

3―8月期の連結営業利益も過去最高となった。国内百貨店は、衣料品の売上高が回復したことで利益率が改善したほか、インバウンドの増加も業績を押し上げた。

高島屋岐阜店を24年7月31日に閉店し、連結子会社で岐阜店を運営する岐阜高島屋を24年8月31日で解散すると発表した。岐阜店は地上11階、地下1階で、従業員は8月末時点で177人。

岐阜店は1977年9月に開店。電気や給排水、空調などの基幹設備の老朽化が進行し、全館の大規模な設備更新が必要な状況にあったという。ただ、家主との間で設備更新工事実施の合意が得られなかったこと、今後も収支回復の見通しが立たないことなどから、営業の終了を決めた。特別損失として8億5500万円を計上し、その他の影響については精査中としている。

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