1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

ドイツがウクライナ軍事支援を来年80億ユーロに倍増へ=関係者

ロイター / 2023年11月13日 14時9分

ドイツのショルツ政権が連立を組む3党間の協議でウクライナへの軍事支援予算案を来年80億ユーロ(約85億ドル)に倍増させることで基本合意に達したと、ベルリンの政界関係者が11日明らかにした。写真はショルツ首相。ベルリンで8日撮影。(2023年 ロイター/Annegret Hilse/File Photo)

[フランクフルト 11日 ロイター] - ドイツのショルツ政権が連立を組む3党間の協議でウクライナへの軍事支援予算案を来年80億ユーロ(約85億ドル)に倍増させることで基本合意に達したと、ベルリンの政界関係者が11日明らかにした。

関係者によると、ショルツ氏が率いる社会民主党(SPD)は来年度予算案を審議する16日の連邦議会(下院)委員会を控え、連立を組む自由民主党(FDP)、緑の党の両党と国防費増額で合意した。SPDは連邦議会で多数派を占める。計画が議会で承認されれば、国防費は北大西洋条約機構(NATO)加盟国が目標として確約している国内総生産(GDP)比2%を上回る2.1%に膨れ上がるという。

国防省の広報担当者は、連邦議会委員会で予算案審議が終わっていないとコメントするにとどめた。

ピストリウス国防相は、国政を対象にした公共放送ARDのインタビューに答え、ウクライナへの軍事援助の倍増計画について「われわれはウクライナを見捨てないという強い意思表示だ」と表明した。

ドイツ大衆紙ビルト日曜版(ビルト・アム・ゾンターク)によると、委員会はウクライナ軍事支援の40億ユーロ追加案を承認する見通し。SPD国防予算担当のアンドレアス・シュヴァルツ議員は「国防費倍増は正しく重要な行動であり、NATOの責務も果たすことは連立政権の大きな成功だ」と述べたという。

欧州連合(EU)の対ウクライナ軍事支援では、外交官らが今週、最大200億ユーロ(210億ドル)を支出するという計画が複数の加盟国の抵抗に遭っていると述べていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください