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ポーランド、新内閣信任 親EUのトゥスク政権発足へ

ロイター / 2023年12月13日 10時0分

 12月12日、ポーランド議会は、首相に選出したトゥスク前欧州連合(EU)大統領が率いる連立内閣を信任した。ワルシャワで撮影(2023年 ロイター/Aleksandra Szmigiel)

Anna Koper

[ワルシャワ 12日 ロイター] - ポーランド議会は12日、首相に選出したトゥスク前欧州連合(EU)大統領が率いる連立内閣を信任した。トゥスク氏は13日にドゥダ大統領の前で宣誓し、正式に新政権が発足する。

議会では11日、右派の与党「法と正義」(PiS)のモラウィエツキ首相に対する信任投票が行われ、不信任が多数を占めた。これを受け議会はトゥスク氏を新首相に選出、8年ぶりに政権が交代することになった。

トゥスク氏は議会での所信表明演説で「ポーランドはEUのリーダーとしての地位を取り戻す」と表明。ウクライナの強力な支援者であり、米国の忠実な同盟国であり、北大西洋条約機構(NATO)軍事同盟の献身的なメンバーだと強調した。

法の支配への懸念からEUが凍結していたポーランド向けの資金の支給を実現させると表明した。

ポーランドでは、ウクライナの運送業者のEUアクセスを巡りトラック運転手が両国の国境付近の幹線道路を封鎖する抗議活動を続けているが、トゥスク氏は抗議行動の背景にある問題を速やかに解決すると表明した。

10月の総選挙ではPiSは第1党となったが過半数に届かず、トゥスク氏が率いる中道の野党連合「市民連立」が他の野党と合わせて過半数を獲得した。トゥスク氏は2007─14年にも首相を務めた。

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