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米ハーバード大、学長の続投支持 反ユダヤ主義巡る議会公聴会後

ロイター / 2023年12月13日 10時58分

米ハーバード大学理事会のハーバード・コーポレーションは12日、反ユダヤ主義に関する議会下院公聴会でのクローディン・ゲイ学長の(写真)発言に世論が反発した問題で声明を発表し、学長の続投を支持すると表明した。5月25日、マサチューセッツ州ケンブリッジで撮影(2023年 ロイター/Brian Snyder)

Gabriella Borter Susan Heavey

[ワシントン 12日 ロイター] - 米ハーバード大学理事会のハーバード・コーポレーションは12日、反ユダヤ主義に関する議会下院公聴会でのクローディン・ゲイ学長の発言に世論が反発した問題で声明を発表し、学長の続投を支持すると表明した。

声明はゲイ氏が学長を続けることを再確認したと明言。理事会で徹底的に協議した結果「われわれのコミュニティーを癒し、非常に深刻な各種の社会問題に対処する秀でたリーダーとしてゲイ学長を信認することを確認した」と明らかにした。

その上で「ハーバードでは、開かれた対話と学問の自由を奨励しており、暴力の呼びかけや講義妨害を許さないという強い信念で結ばれている」とした。

公聴会では、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が10月7日に始まった後に米国の大学構内で起きた抗議行動に絡んで質疑があり、ゲイ氏ら米大学学長3人は、ユダヤ人の虐殺呼びかけがいじめやハラスメントに関する大学の行動規範に違反するかどうかについて問われた。答弁で3学長は、文脈が重要であり、言論の自由を考慮に入れなければならないと発言した。

その後、ゲイ学長らは批判を浴びた。大学への寄付者や卒業生、議員らから辞任を求められたゲイ学長はハーバード大学生新聞のインタビューで公聴会発言を謝罪していた。

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