能登半島地震、復興基金で財政措置検討─岸田首相＝林官房長官

　５月１３日午後、林芳正官房長官（写真）は会見で、能登半島地震の復興に関し、岸田文雄首相が同日の政府与党連絡会議で石川県に対して復興基金での財政措置を行う方向で検討を進めていくと述べたと説明した。写真は昨年１２月、都内で撮影（２０２４年　ロイター/Issei Kato）

Kazuhiko Tamaki

［東京　１３日　ロイター］ - 林芳正官房長官は１３日午後の会見で、能登半島地震の復興に関し、岸田文雄首相が同日の政府与党連絡会議で石川県に対して復興基金での財政措置を行う方向で検討を進めていくと述べたと説明した。

その理由として林官房長官は、今回の地震発生で石川県には極めて広い範囲で甚大な被害が生じ「長期にわたって復興に向けた取り組みが必要と見込まれることから、円滑な取り組みを支援するため」と語った。

復興基金の規模や設置時期は、今後調整していくとした。