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ガザ住民の多数が「飢餓のような状況」に=WHO事務局長

ロイター / 2024年6月13日 9時39分

6月12日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、パレスチナ自治区ガザで多くの人々が「壊滅的な飢餓と飢饉(ききん)のような状況」に直面していると述べた。写真は5月、ガザ南部ラファで食べ物を準備する避難民(2024年 ロイター/Doaa Rouqa)

[ジュネーブ 12日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は12日、パレスチナ自治区ガザで多くの人々が「壊滅的な飢餓と飢饉(ききん)のような状況」に直面していると述べた。

「ガザでは現在、相当な割合の住民が壊滅的な飢餓と飢饉のような状況に直面している」と指摘。「食糧の配給が増えたとの報告はあるが、現時点では最も必要とする人々が十分な量と質の食糧を受け取っていることを示す根拠がない」と述べた。

また、急性栄養失調と診断され治療を受けた5歳未満の子どもは8000人を超え、そのうち1600人は重篤な急性栄養失調だと述べた。

その上で、「治安とアクセスの悪さで重症の栄養失調患者を治療する施設が2カ所しか運営できていない。安全な医療サービスの提供ができない上、清潔な水と衛生設備が不足しており、栄養失調の子どものリスクが大幅に高まっている」と述べた。

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