ヒズボラ、イスラエルに最多のロケット弾 幹部殺害で報復
ロイター / 2024年6月13日 9時59分
6月12日、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラは、イスラエル軍による空爆で現場司令官が死亡したことへの報復として、イスラエルをロケット弾で攻撃した。写真はゴラン高原で、レバノンからの攻撃を受けて発生した火災の消火活動にあたるイスラエルの消防士ら(2024年 ロイター/Ayal Margolin)
James Mackenzie Laila Bassam
[エルサレム/ベイルート 12日 ロイター] - レバノンの親イラン武装組織ヒズボラは12日、イスラエル軍による空爆で現場司令官が死亡したことへの報復として、イスラエルをロケット弾で攻撃した。昨年10月に国境付近で交戦が始まって以降、1日として最多のロケット弾を発射した。
イスラエル軍は11日、レバノン南部の村を空爆し、ヒズボラの司令官と戦闘員3人が死亡した。関係筋によると、同司令官は昨年来の交戦で殺害された最高位の幹部だという。
ヒズボラは12日、イスラエルに対し少なくとも17の作戦を実施したと表明。このうち半数は司令官「暗殺」への報復だとした。イスラエルの軍事工場に誘導弾を発射したほか、軍の司令部や航空監視施設を攻撃したという。
治安筋によると、ヒズボラが12日に発射したロケット弾は約250発と、現在の衝突開始以降、1日として最多に上った。
ヒズボラ幹部は殺害された司令官の葬儀で、報復としてイスラエルに対する作戦の強度と威力、数を増やすと述べた。
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