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英首相、イラン大統領と電話会談 「戦争は誰の利益にもならず」

ロイター / 2024年8月13日 17時27分

 8月12日、スターマー英首相は、イランのペゼシュキアン大統領と電話会談し、イスラエルへの攻撃を控えるよう求めるとともに、戦争は誰の利益にもならないと伝えた。ロンドンで9日、代表撮影(2024年 ロイター)

[ロンドン 12日 ロイター] - スターマー英首相は12日、イランのペゼシュキアン大統領と電話会談し、イスラエルへの攻撃を控えるよう求めるとともに、戦争は誰の利益にもならないと伝えた。首相官邸が発表した。

スターマー氏は中東情勢に深刻な懸念を示し、さらなる対立激化を回避するため全当事者が緊張緩和に努める必要があると訴えた。

首相官邸によると、スターマー氏は「深刻な誤算のリスクがあり、今こそ冷静で慎重な検討が必要だ」と述べた。

また、パレスチナ自治区ガザでの即時停戦、全ての人質の解放、人道援助拡大に対するコミットメントを強調。実現に向けて外交交渉に焦点を置くべきだと伝えた。

国営イラン通信によると、ペゼシュキアン大統領は戦争は世界のどこで起きても誰の利益にもならないが、国家には「侵略者に対する懲罰的な対応」を講じる権利があると発言。

「一部の西側諸国がシオニスト体制(イスラエル)を支持しているのは無責任であり、国際基準に反している。シオニスト体制が犯罪を続けることを奨励し地域の安全保障を危うくするためだ」とスターマー氏に述べた。

*システムの都合で再送します。

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