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ザポロジエ原発火災、現時点で原因特定できず=IAEA

ロイター / 2024年8月13日 9時41分

 国際原子力機関(IAEA)は12日、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原子力発電所の冷却塔を調査したものの、週末に発生した火災の原因をすぐに特定することはできなかったと発表した。ウィーンで4月11日撮影(2024年 ロイター/Leonhard Foeger)

[13日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は12日、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原子力発電所の冷却塔を調査したものの、週末に発生した火災の原因をすぐに特定することはできなかったと発表した。

ウクライナとロシアは11日、同原発の敷地内で火災を起こしたと互いを非難。ロシアはドローン(無人機)による攻撃だと指摘する一方、ウクライナはロシアの過失か放火の可能性が高いとしている。

IAEAのチームはドローンの痕跡を現時点で見つけることはできず、火災の主な原因が冷却塔の基部から始まった可能性は低いと評価。被害は高さ約10メートルに当たる塔内部の水ノズル分配レベルに集中している可能性が高いという。

IAEAは「冷却塔は現在稼働していないため、原発の安全性に影響はなかった」とした。

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