英賃上げ率、今後1年は3%の見通し 2年ぶり低水準=雇用主調査
ロイター / 2024年8月13日 15時5分
8月12日、英国人材開発協会(CIPD)が公表した調査によると、英国の雇用主は今後12カ月に3%の賃上げを予定しており、3カ月前の4%から低下したほか、2年ぶりの低水準となった。写真は昨年3月、ロンドンで撮影(2024年 ロイター/Henry Nicholls)
[ロンドン 12日 ロイター] - 英国人材開発協会(CIPD)が12日公表した調査によると、英国の雇用主は今後12カ月に3%の賃上げを予定しており、3カ月前の4%から低下したほか、2年ぶりの低水準となった。
賃金上昇ペースが通常の水準に回復することを望んでいるイングランド銀行(英中央銀行)にとって安心材料になるとみられている。
今月初めに発表された中銀の調査は、企業は少なくとも2年ぶり低水準となる4.1%の賃上げを予定していることを示していた。
CIPDのエコノミスト、ジェームズ・コケット氏は「インフレが従業員にとって許容できる範囲になったことから賃上げ率の低下は予想されていた。ただ、多くは依然数年前よりも状況悪化を感じるとみられ、従業員支援と確保につながる福利厚生策は雇用主の利益につながる」と述べた。
調査は6月17日ー7月4日、2032社を対象に実施した。
この記事に関連するニュース
トピックスRSS
ランキング
-
1「日銀利上げ後」の日本株をどうみればいいのか 2025年の日経平均高値と安値ゾーンを予想する
東洋経済オンライン / 2025年1月23日 10時0分
-
2主幹事の大和証券もCM見送り=「フジテレビ離れ」止まらず
時事通信 / 2025年1月22日 19時30分
-
3フジ・メディア株「異常な出来高」に潜むシナリオ 堀江氏のニッポン放送買収騒動時を連想させる
東洋経済オンライン / 2025年1月23日 9時40分
-
430年ぶりの「政策金利1.0%」時代が来ようとも…お金のプロが「住宅ローンは変動型一択」と断言する納得の理由
プレジデントオンライン / 2025年1月23日 8時15分
-
5森永康平の経済闘論 トランプ政権が日米経済に与える影響 掲げる政策が米国のインフレ圧力に…消費が冷え込む日本に利上げの逆風が
zakzak by夕刊フジ / 2025年1月23日 11時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする