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インド、アップルの競争法違反調査に関する報告書を回収へ

ロイター / 2024年8月13日 18時3分

インド競争委員会(CCI)は米アップルが競争法に違反したとする調査報告書の回収を命じた。自社の企業秘密が競争相手に開示されたとアップルが訴えたため。写真はムンバイで2023年4月撮影(2024年 ロイター/Francis Mascarenhas)

Aditya Kalra

[ニューデリー 13日 ロイター] - インド競争委員会(CCI)は米アップルが競争法に違反したとする調査報告書の回収を命じた。自社の企業秘密が競争相手に開示されたとアップルが訴えたため。

これにより、アップルがアプリ市場における支配的地位を乱用したとされる問題に関する手続きが遅れることになる。

CCIは7日付けの秘密の通達で、「このような情報の機密性を維持し、不正な開示が行われないようにすることが不可欠だ」と指摘し、アップルと競う全企業に報告書を返却するよう求めた。

この通達にはアップルがどのような機密情報を懸念しているかは記されていない。しかし情報筋はインドのアプリストアの収益や、市場シェアに関するデータの開示をアップルは懸念していると述べた。

CCIの手続きに詳しい弁護士や政府筋によると、配布された報告書が回収されることはまれで、機密とみなされる情報を修正する必要があるという。ある弁護士は「これは前代未聞だ。(手続きが)2─3カ月は遅れるだろう」と述べた。

同報告書はアップルが「乱用的な行為と慣行」に関与し、決済方針が「アプリ開発業者、ユーザー、他の決済業者に悪影響を及ぼす」と結論付けた。

CCIは当事者の反応を受けて、アップルのビジネス慣行の変更や罰金について判断を下すはずだった。アップルは不正行為を否定している。

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