ペルー中銀、金利0.25％引き下げ 予想通り2会合連続

　９月１２日、ペルー中央銀行は、政策金利を２５ベーシスポイント（ｂｐ）引き下げて５．２５％にした。写真は同中銀のロゴ。ペルーのリマで２０１７年６月撮影（２０２４　ロイター／Mariana Bazo）

[リマ １２日 ロイター] - ペルー中央銀行は１２日、政策金利を２５ベーシスポイント（ｂｐ）引き下げて５．２５％にした。利下げはアナリストの予想通りで２回連続となる。

中銀は声明で、今後の政策金利の変更はインフレ統計次第だと説明した。

「コアインフレ率の推移を含め、インフレとその決定要因に関する新しい情報に特に注意を払っている」とし、将来の利下げは保証されていないと述べた。

経済指標とその見通しは８月に改善したと指摘し、コアインフレ率は引き続き低下傾向にあると強調した。

８月の年間インフレ率は２．０３％に鈍化し、中銀目標の１─３％の範囲内に収まった。