経営危機の米スピリット航空、債権者と協議中 流動性改善を模索
ロイター / 2024年11月13日 12時16分
11月12日、経営危機に陥っている米格安航空会社(LCC)のスピリット航空は、債権者と建設的な話し合いをしており、手元流動性の改善に向けて戦略的代替手段を模索する取り組みを続けていると発表した。写真は同社の飛行機。米ネバダ州 ラスベガスの空港で2月撮影(2024 ロイター/Mike Blake)
[12日 ロイター] - 経営危機に陥っている米格安航空会社(LCC)のスピリット航空は12日、債権者と建設的な話し合いをしており、手元流動性の改善に向けて戦略的代替手段を模索する取り組みを続けていると発表した。債権者と合意に至らなかった場合には既存の株式が無効になり、あらゆる選択肢が検討されるとの見通しも明らかにした。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは11日、スピリットが同業フロンティア航空との合併協議が破談となったのを受け、連邦破産法第11条の適用を申請する準備を進めていると報じた。
会社側によると、協議にはスピリットの社債保有者の大多数が参加している。話し合いのムードは前向きで、かなり進展しており、近く再開されると説明している。
スピリットはロイターのコメント要請にすぐには応じなかった。
堅調な旅行需要にもかかわらず、スピリットは過去6四半期のうち5四半期が赤字に陥り、期限が迫る社債を償還できるか危ぶまれている。
10月には、コストを削減して財務体質を改善する取り組みの一環としてパイロット約330人を来年1月末で一時帰休にすると発表。老朽化したエアバス機23機を計5億1900万ドルで売却することも公表していた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1船井電機会長の即時抗告を却下 破産手続き巡り、東京高裁
共同通信 / 2024年12月26日 21時52分
-
2企業の新規株式公開伸び悩む…5年ぶり90社割れ、大型上場目立ち新興・中小は見送り
読売新聞 / 2024年12月26日 23時30分
-
3女川原発、営業運転を再開=福島第1と同型で初―東北電力
時事通信 / 2024年12月26日 18時46分
-
42024年の日本経済は“歴史的なことだらけ” 一方で景気回復の実感「全然ない」 課題に「中小企業の賃上げ」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月26日 17時10分
-
5イデコ、加入年齢上限引き上げ=70歳未満に―厚労省方針
時事通信 / 2024年12月26日 20時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください