NY外為市場=ドル週間で約1%高、1カ月ぶりの大幅な伸び
ロイター / 2024年12月14日 7時13分
[ニューヨーク 13日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では主要通貨に対するドル指数が小幅高。最近発表された一連の米指標が来年の米利下げペース鈍化の可能性を示唆する中、ドルは週間では約1%上昇し、1カ月ぶりの大幅な上昇率となる勢い。
終盤の取引で、ドル指数は0.037%高の107。
CMEのフェドウォッチによると、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ実施は完全に織り込まれているものの、来年1月の追加利下げの確率は約24%にとどまっている。
ストーンXの市場調査責任者マット・ウェラー氏は「米連邦準備理事会(FRB)はおそらく第1四半期中は利下げを停止する公算が大きく、その後は所々で段階的な利下げを実施するだろう」と予想した。
ドル/円は0.69%高の153.695円と、11月下旬以来の高値を付けた。円は今週、対ドルで2%下落した。
ロイターがエコノミストを対象に実施した調査で、日銀による追加利上げ予想を聞いたところ、2025年1月23ー24日の金融政策決定会合で25ベーシスポイント(bp)引き上げるとの回答者が最多となった。来週12月会合で金利を据え置くと予想した回答者は全体の約6割だった。
ポンド/ドルは0.45%安の1.2616ドルと、月初来の安値近辺に沈んだ。
10月の英国内総生産(GDP)は前月比0.1%減少した。新型コロナウイルス流行でロックダウン(都市封鎖)が行われていた2020年3─4月以来初めて、2カ月連続のマイナス成長となった。
ユーロ/ドルは0.26%高の1.04945ドル。
欧州中央銀行(ECB)は12日、中銀預金金利を0.25%ポイント引き下げ、3.0%とした。域内の政情不安による経済成長への影響や米国との新たな貿易戦争のリスクを踏まえ、2025年の追加利下げの可能性に含みを残した。
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