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香港、元建て貿易金融制度導入へ 債券相互取引を拡充

ロイター / 2025年1月13日 16時5分

 香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)の余偉文最高経営責任者(写真)は13日、人民元建て貿易金融制度を新設し、中国本土投資家向けのボンド・コネクト・プログラム(債券相互取引)を拡充すると明らかにした。2022年11月撮影(2025年 ロイター/Tyrone Siu)

[香港 13日 ロイター] - 香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)の余偉文最高経営責任者(CEO)は13日、人民元建て貿易金融制度を新設し、中国本土投資家向けのボンド・コネクト・プログラム(債券相互取引)を拡充すると明らかにした。アジア金融フォーラムの合間に記者団に語った。

HKMAは中国人民銀行と総額8000億元の通貨スワップ協定を結んでいる。余CEOによると、中国側が1カ月、3カ月、6カ月の通貨スワップ1000億元(約136億4000万ドル)を活用し香港の貿易金融制度の立ち上げを支援する。

新制度で、銀行は保有する香港ドルをHKMAに持ち込みオンショア金利に連動した金利で元に交換できる。香港の銀行は比較的低コストの元資金を安定的に調達できると余氏は述べた。

ボンドコネクト制度については、決済時間を午後4時30分(日本時間午後5時30分)まで延長し、元建て債のほか、米ドル建て債券やユーロ建て債券も対象に加える。

さらに2月10日から、海外投資家が香港でオンショア債券を担保に元資金を調達できるようにし、元の現先取引を推進するとした。

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