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トルコ大統領、辞任表明の内相に職務継続を指示 外出禁止令巡り

ロイター / 2020年4月13日 10時16分

 トルコのエルドアン大統領は4月12日、外出禁止令を巡る混乱を受けて辞任を表明したスレイマン・ソイル内相に対して、職務を継続するよう指示した。2019年12月17日、ジュネーブで撮影(2020年 ロイター/Denis Balibouse )

[イスタンブール 12日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は12日、外出禁止令を巡る混乱を受けて辞任を表明したスレイマン・ソイル内相に対して、職務を継続するよう指示した。

当局は10日、新型コロナウイルス感染防止に向け、31地域を対象に11日午前零時から48時間の外出禁止令を出した。ただ、通達したのが10日午後10時と直前だったため、生活必需品を求める多くの人が店頭に殺到した。

ソイル内相はツイッターへの投稿で、こうした事態を招いたことはウイルス感染管理において適切でなかったとし、辞任を表明した。

一方、大統領府によると、エルドアン大統領は、辞任は適切でないとし、職務継続を指示した。

野党・共和人民党(CHP)は、直前の外出禁止令発表は感染拡大封じ込めの努力を台無しにしたと批判した。

新型コロナの国内感染者は約5万人、死者は1100人を上回っている。

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