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最貧国の債務返済延期、進展に自信=世銀総裁

ロイター / 2020年4月13日 13時19分

 世界銀行のマルパス総裁(写真)は10日、国際通貨基金(IMF)と共同で最貧国の債務返済延期を求めたことについて、債権国の協力が得られると自信を持っているとの認識を示した。写真は北京で2019年11月撮影(2020年 ロイター/Florence Lo)

[ワシントン 10日 ロイター] - 世界銀行のマルパス総裁は10日、国際通貨基金(IMF)と共同で最貧国の債務返済延期を求めたことについて、債権国の協力が得られると自信を持っているとの認識を示した。

総裁によると、この問題は13日に始まる週に開催される7カ国(G7)と20カ国・地域(G20)の財務相・中銀総裁会合で協議される。世銀・IMF合同開発委員会での「広範な支持」が期待できるという。

総裁は「世界の貧困層は国際社会が債務負担の軽減で決定的な指導力を発揮することを期待している。私も進展に自信を持っている」とリンクトインに投稿した。

世銀とIMFは3月25日、共同声明を発表し、最貧国が新型コロナウイルスの感染拡大による厳しい状況に耐えられるよう、直ちに債務救済措置を取るよう債権国に支援を呼び掛けた。[nL4N2BI4F9]

こうした取り組みを支持する動きは過去1週間で広がっており、国際金融協会(IIF)も、官民双方の取り組みが必要だと主張している。[nL3N2BY0M0]

世銀とIMFは、最貧国向けの支援を手掛ける世銀グループの国際開発協会(IDA)から融資を受けている国について、5月1日以降、返済義務を停止するよう中国などの主要債権国に求めている。

IDAの支援を受けている国には、世界の人口の4分の1、世界の最貧困層の3分の2が住んでいる。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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