インド、製造業の一部業務再開を計画＝関係筋

<description role="descRole:caption">　４月１３日、複数の関係筋によると、インド政府は今月１５日以降に一部の製造業の業務再開を認める計画。写真はインドのアフマダーバートで８日撮影（２０２０年　ロイター／Amit Dave） </description>

［ニューデリー　１３日　ロイター］ - 複数の関係筋によると、インド政府は今月１５日以降に一部の製造業の業務再開を認める計画。

政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて全土を対象に２１日間の封鎖措置を導入している。この措置の期限は今月１４日だが、今月末までの延長が広く予想されている。

関係筋によると、モディ首相は貧困層の生活に悪影響が出ていることを受けて、一部の閣僚に重要産業の業務再開計画の策定を指示した。現在作成中の一定の指針の下で一部の業務再開を認めることを検討しているという。

またロイターが入手した商工省の書簡によると、同省は自動車、繊維、防衛、エレクトロニクスなど一部の産業の業務再開を勧告。社会的な距離を保つため、シフトを減らした減員体制で再開される可能性がある。

書簡は内務省に送付されたもので、内務省と首相官邸が今週、最終決定を下す可能性が高いという。

関係筋によると、他の省庁も近く別の産業の一部業務再開に関する計画を提出する見通しだ。